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(肌質・悩み別)
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これまで、うまくいかなかった理由はなんですか ?
社会心理学や教育心理学の分野でしばしば用いられる理論に、「成功と失敗の帰属」(ワイナーという心理学者が唱える「帰属理論」)というものがあります。
硬いことばですから、できるだけ噛み砕いて説明してみましょう。
たとえば受験生が模擬テストで予想より悪い点数を取ったとします。
材料はこれだけです。
さて、あなたが受験生だとして、どんなことを考えるでしょうか。
◎まず・努力不足だったと考えるタイプ
「勉強時間が足りなかった。もっと努力すれば点数は上がるはずだ」と考える人です。
◎自分はやっばり頭が悪いんだと考えるタイプ
「あれだけ勉強しても、こんな点数しか取れない。オレは頭悪いんだ」と考える人です。
◎問題がむずかしすぎたと考えるタイプ
「あんなむずかしい問題でこの点数なら、まずまずじゃないかな」と気を取り直す人です。
◎そして最後に、自分は運が悪いと考えるタイプ
「テストになるとかならずミスが出る。おそらく本番でも失敗するだろう。オレは運のない人問なんだ」と嘆く人です。
「成功と失敗の帰属」というのは、うまくいかなかったときにその原因をどこに求めるかによって、それ以降のモチベーションが変わってくるという考えです。
その場合、いま挙げたように四つのパターンが出てきますが、それぞれが「変えられるもの」か自分の「内側にある」か「外側にある」かという二つの分類に当てはめると、とてもわかりやすくなってきます。
自分の「内側」にあって「変えられるもの」は努力です。
それとはまったく逆に、自分の「外側」にあって「変えられないもの」は運です。
自分の「内側」にあって「変えられないもの」は素質や才能です。
自分の「外側」にあって「変えられるもの」は課題や目標です。
@努力が自信を生み出すように、あるいは課題や目標を変えることで成功がもたらせるように、まず変えられるものから変えることで幸運を呼び込むことができる。
A運や才能は変えられないと諦める人は、努力や課題を見直すことを忘れてしまう。
そして、うまくいかなかったときに、「変えられないもの」に原因を求めてしまう受験生は、勉強のやる気をなくしてしまうのです。
つまり、「自分は頭が悪い」とか「運がない」とか考える受験生は、「だから勉強したってムダだ」という結論を出してしまいます。
変えられないものだけを見て、頑張っても意味がないと考えるのです。
このことは、受験生にかぎった話ではありません。
人生のあらゆる場面で、うまくいかなかったときにその原因をどこに求めるか。
それによって、その後の人生が大きく変わってくるのです。
「周りがチャンスをくれる人」はこんな人!
和田秀樹 新講社
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